鎌倉市消防本部大船消防署はしご車

こんにちは。今回は鎌倉市消防本部大船消防署に配置されている梯子車をご紹介します。

 

お話によると来年度で更新を迎えるそうです。当方はIVECOマギルスが大好きなので非常に残念です。

 

改めて、わざわざ撮影に協力してくださった大船消防署の皆様ありがとうございました‼

 

 


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車両概要

 

IVECOマギルス40m級はしご車

 

大船梯子

 

導入年:不明

 

艤装:マギルス

 

 

国内でも指を数えるくらいにしかなくなったIVECOマギルスベースのはしご車です。また今後IVECOシャーシの車両が入ることはほぼありません。主な理由としては新長期排ガス規制ができたことによりIVECOシャーシは規制を突破できなくなったからです。そのため現在は、マギルス艤装の消防車は日本のシャーシを海外の工場に送り付け、製作しそれを輸入するという方式をとらざるを得なくなりました。

 

 

まずはお顔を見ていきましょう。

 


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車体左側に所属表記である(大船)の文字が大きく入れられています。前赤はLEDタイプのものですが主警光灯は回転式のもので少々懐かしさすら感じます。バンパーはマギルスらしい真っ白なものとなっています。

 

 

またバスケットには大きく(KAMAKURA FIRE DEPT)の文字が入れられています。

 


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展開時です。

 

バスケットの出入り口はまっすぐ開くタイプです。

 

 

真横からです。


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白い梯子が目を引きます。

 

また補助警光灯として操作台にアプローチするための段のとなりに前面赤色灯とほぼ同じようなものが設置されています。

 

また勘のいい方はお気づきになられると思いますがキャブの後方ドアのところが基本は(MAGIRUS)の文字が入っているのですが同車は(KAMAKURA)となっており個性が細かいところに現れていますね。


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操作席周辺には様々な装備があります。

 

高所から放水するための放水銃、バスケットに装着する担架などがあります。

 


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また後方には本部と連絡するための無線があります。所属表記は(おおふなはしご1)です。

 

 

車内を見ていきましょう。

 


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普通、ホーンはハンドルの中央にありますが左のウインカーのような場所にあります。隊員さんもおっしゃっていましたが完全外国車仕様なので、非常に扱いにくいとのことでした。乗車定員は6名で前部に2名、後部に4名乗車する。


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後部は、座席にプラスしてさまざまな資機材が搭載されています。個人装備をかける場所の下には写真の投光器用の三脚があります。キャブが広いのは非常に良いとのこと。

 

 


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リアより。

 

写真はアウトリガを伸ばした状態です。アウトリガ部にも大船消防署の文字がある。さらに視認性をよくするためか単円式の赤色灯があります。


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また操作席の裏側には電話の受話器のマークの下に(119)の文字があり海外っぽいですね。

 

 


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全体的な総評…

 

キャブ(シャーシ)は外国製のため日本基準ではないので非常に使用しにくいとのこと。また故障した場合は非常に面倒であったそうです。しかし梯子は日本製のよりもよくできているようで、鎌倉本署に配置されている屈折式のタイプよりもかなり使いやすいようです。

 

 

というわけで長々と書かせてもらいました。

 

 

IVECOマギルスは年々少しずつ数を減らしてきましたが、ついに指を数えるぐらいにしかなくなってしまったのは非常に残念です。

 

 

最後に改めて対応していただいた消防署の皆さんには心より感謝申し上げます‼‼‼

 

ではまた次回‼